今年は東日本大震災から10年の節目の年ですが、熊本地震から5年の節目の年でもあります。５年前の今日（４月16日）の午前1時25分に最大震度７を記録する揺れが熊本を襲いました。実は、この28時間前の4月14日の午後９時26分にも最大震度７の地震が発生していました。後日、4/14が前震、4/16が本震と発表されました。今までに、震度７が２回計測されたのは、熊本地震だけです。余震も含めると震度5以上の地震が27回も発生し、大きな被害も発生しました。そして、まだまだ復興途上の方も多数いらっしゃいます。

熊本は、地震・コロナ・水害のトリプルパンチに見舞われています。球磨・人吉方面の宿泊業などは、7/4水害から10か月近くが経過しようとしていますが、多くが営業再開できていません。

私は昨年度「熊本県よろず支援拠点」のコーディネーターとして、震災からの復興やコロナ対策、水害からの復興に取り組む中小企業・小規模事業者の支援をさせていただきました。今年度は、よろず支援拠点の仕事に加えて「熊本県事業承継・引継ぎ支援センター」のエリアコーディネーター（球磨・人吉地域担当）もさせていただくことになりました。１週間のうち、２～３日は球磨・人吉地域に行くことになりそうです。

球磨・人吉地域の復興には、熊本地震からの復興よりも更に長い期間が必要になりそうです。今年度は、球磨・人吉地域復興支援に精力的に取り組んでいこうと思います。